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こんにちは、リパーツイワサキ高松店のイマクラです。 久々の更新になりますが、本日はなんと、新しい展示用車両が入庫してまいりましたので、紹介していきたいと思います。 今回は、この車両をじっくりと解説してまいりたいと思いますので、最後までお付き合いいただけましたらさいわいと存じます。 まずは今回の車両の形式から。 本車両は、1976年式、KAWASAKI 【KZ-900A4】となります。 そして、この車両は、様々なカスタムが施されているわけですが、順を追ってご紹介していきたいと思います。 ホイールの小径化に伴い、スピードメーター取り出しギアも18インチ用に変更されて、メーターの適正表示化が行われています。 スポークは【PMC製】ステンレスです。ハブは純正4穴のものをバフで仕上げてあります。 フロントフォークは、初期型の反射板付き36φのリプロ品に変更されており、反射板はレッド。 詳しい方はお気づきになったと思われますが、インナーチューブを5㎝カットし、車高をダウンさせてあるんです。 もちろん、それに合わせ、スプリングもカットして、調整されています。 この状態に、【PMC製】のアルミ製フォークスタビライザーを装着しています。 キャリパーは【PMC製】の初期型Z1/Ⅱ用のリプロパーツに変更されています。 ブレーキホース関係も【PMC製】のメッシュホースに変更。 ウインカーは、Z系のカスタムとしては珍しく、ライトと同軸上ではなく、アンダーステムにヨーロピアンタイプを装着してあります。 ウインカーレンズはスモーク仕様を採用しています。 メーターは【ドレミ製】のレーシングタイプに交換。 ハンドルは【MISTY製】YBシボリハンドルに交換。 このハンドルはポジションが非常に楽で、かつ、車体の押し引きが軽くできる、オススメのハンドルだと思いますよ。 ミラーはZ1/Ⅱタイプのショートタイプ。 オイルクーラーホースは【PMC製】のサイド回しのオーソドックスタイプ。 ジェネレーターカバー・クラッチカバー・ポイントカバーは【PMC製】のアルミビレットパーツに変更。 キャブレターはCR31φのガンメタ仕様を装着。 各部、非常に美しく磨きこまれています。 また、エアクリーナーレスのファンネル仕様となっております。 純正のキックは残されていますが、踏み込むと、バックステップに干渉するため、蹴り下す事は出来ません。(笑) これは、キックでの始動が出来ないということではありません! ステップをノーマルに戻せば、中のスピンドルシャフト自体は生きていますので始動は可能です。 続いて、リア周りを見てみましょう! 一般に70’sカスタムだと直管タイプの集合マフラーが装着されるのが常ですが、 この車両は、【ヨシムラ】が70年代にスーパーバイクを戦っていた初期の頃、集合マフラーが認められるまで使用していたレーサータイプのレプリカを装着しています。 上方に向かってカチ上げされている所も再現しているレアなマフラーですね。 ハネ上げ具合と、マットブラックの塗装が、迫力満点ですよね! 音質も、迫力のある重低音を吐き出します! 本来なら縦ピンタイプのバッフルが標準で付いていますが、音量が大きすぎた(笑)のか、ピン無しのスモール穴タイプに変更されています。 スイングアームも変更されています。 【ドレミ製】の角鉄タイプのスイングアームに【ドレミ製】のTOMOタイプのリアショックを組み合わせており、 延長された取付位置と相まって、レイダウン効果を生み出しています。 また、リアショックに関しては、変更したばかりなのでほぼ新品です。 この【ドレミ製】のTOMOタイプリアショックは、当時流行っていた、【KONI】の細巻タイプに似ており、スリムで【Z】の旧車感の演出に、一躍買っています。 乗車した感じは、見た目とは違って、コシのあるしっかりした印象です。柔らかすぎず、固すぎないといった感じです。 尚、前輪同様、リアのホイールも【PMC製】の3.5×18インチ、E型アルミリム/ステンレス製スポークを、 バフ仕上げされたノーマルリアハブに組み合わせています。 チェーン・スプロケは530サイズにサイズダウンされています。 変わって、右側ドラムパネル側です。 ブレーキアームは【PMC製】ロングタイプに変更され、少しの踏力でリアブレーキの効きを良くしています。 バフ仕上げされたドラムパネルが美しいですね! また、わかりにくいですが、ドラムシューの残量ゲージのステッカーまで貼られています。 このモデル以降の【KZ1000】から、リアがディスクになるので、 このドラムパネル仕様の【Z】を見られるのは【KZ900A4/5】が最終になります。 また、メインハーネスも【PMC製】の新品ハーネスに交換されており、運行上全く問題の無い状態だと思います。 ETCも装備されていますので、高速の乗り降りもスムースです。 また、基盤パネルやバッテリーBOXはステンレス製に交換され、すっきりとまとめられています。 また、レギュレターも【PMC製】MFバッテリー対応のものに変更されています。 バッテリー自体はリチウムバッテリーに交換され、車体側面から見たときに、バッテリー自体が見えないように配慮されています。 72’~75’のZ1/ZⅡはバッテリー搭載位置が、シートの真下にありましたが、 【A4】以降は排ガス規制が厳しくなり、エアクリーナーBOXを大型化しなければならなくなったため、 バッテリーの搭載位置が低い位置になって行ったんですね。 それにしても、見えないところも、錆ひとつない、非常にクリーンな状態です。 再び、立ち姿です。 前輪が小径化されていますが、違和感は感じられません。 ガソリンタンクは、年式相応に【内プレスタンク】ではなく、【外プレスタンク】が装着されています。 タンクキャップは【PMC製】の対策済ガソリンキャップが装着されており、これは鍵穴無しの初期タイプとなっております。 タンクエンブレムは140㎜ピッチのロングタイプ。 サイドカバーはZ1用の【ドレミ製】リプロパーツが装着されており、それに合わせ、車体側もサイドカバーを取り付けるための加工がされております。 また、サイドカバー脱落防止のため、ワイヤーロックもされていますので、安心です。(笑) エンブレムは、【PMC製】初期型の文字の小さいタイプが採用されています。 テールカウルも【ドレミ製】 リアウインカーは、フロント同様、ノーマル【Z】タイプのものをショートステーで連結して装着するのではなく、小さなヨーロピアンタイプを採用。 レンズは前後ともスモークタイプとなっております。 テールレンズも、ウインカーレンズ同様、スモークタイプに変更されております。 また、この車両は純正タイプのリアフェンダーは装着されておらず、一般的なフェンダーレスキットで、リア周りをすっきりさせている印象です。 シートは、【PMC製】のバナナシートが装着されており、今や70’sカスタムの定番と化した印象がありますが、やはり、カッコイイシートだと思いますね! 70’sカスタムにはベルト付がよく似合いますよね! このシートのご紹介は、以前ブログで紹介いたしましたように、薄型ですが、乗車時のクッション性は、保たれている方だと思います。 この車両は、レストアとカスタムが同時進行で行われて、フレームもレストア後再塗装・エンジンはボアアップ時にフルオーバーホールされており、当分の間、このまま何の問題もなく走行できるものと思われます。(あくまでも主観ですが!) また、塗装も凝っていて、一般的なソリッドブラックの黒豆仕様ではなく、上品な感じのブラックメタリックで塗装されています。 メタリックの粒子が細かいため、ギラギラした印象では無く、しっとりとした高級感があります。 【Z】のベース車や、セミレストア車はネット上で見かけることはありますが、フレームの再塗装や、 エンジンの腰下までのオーバーホール/再塗装が行われているケースは非常に稀だと思います。 もちろんCRキャブの、季節ごとの、微調整は必要かと思いますが、現状のままで、充分現在の道路環境に適応できると思います。 いかがでしたでしょうか? 以上が、今回入庫した【KZ900A4】の車体周りのご紹介になります。 リパーツイワサキでは、新品パーツに関しては、特にカワサキ【Z】に重点をおいた商品展開をいたしております。 上記にご紹介したリプロパーツは、すべて当店にて、常時取り扱い・お取り寄せが可能となっております。 特に【PMC】様のパーツにつきましては、消耗品から、大型パーツ・電装パーツに至るまで、常時店頭にてご案内できますので、 わからないこと、カスタムに関するご相談など、ぜひ、スタッフまでお声がけをいただけるとさいわいです。 リパーツイワサキ高松店では、【中古パーツの買取&販売】・【新品ウェア&中古ウェアの販売】・【(株)PMC様を中心とした、カワサキ【Z】のリプロパーツ&カワサキ純正部品の販売】・【たまに掘り出し物】(笑)の販売を展開しております。
by p-iwasaki
| 2022-07-31 17:45
| ・リパーツ高松情報
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