ピレリの新型ハイグリップタイヤ ロッソⅣコルサ インプレッション

松山店の森田です。

僕のバイクCB650Fにピレリの新型タイヤ

ロッソⅣ(クワトロ)コルサ を装着しました。

見た目ものすごくレーシーな造りのタイヤです。

現在のピレリの公道タイヤのラインナップはだいたい下記の通りで...

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プロダクションレースタイヤ：スーパーコルサV3(SC)

プロダクション寄りハイグリップタイヤ：スーパーコルサSP

ハイグリップタイヤ：ロッソコルサ2→ロッソⅣコルサ

スポーツタイヤ：ロッソⅣ

ツーリングタイヤ：エンジェルGT2

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今回はスポーツタイヤのロッソⅣから

ハイグリップタイヤのロッソⅣコルサへの履き替えとなります。

ピレリはややこしいネーミングを本当なんとかしてほしいですね。

※バイクのスポーツタイヤって何？ハイグリップタイヤとの違いは？

いざ走りだしたところ、衝撃吸収は少し硬めでがっしりしてます。

ロッソⅣに芯が入った感じというか、凹凸でゴツゴツするけど

そのぶんスロットルを開けたときにバイクが前に出る感があります。

コーナリングは、ハイグリップにしては少し穏やかなフィーリング。

しかしながら素直で扱いやすい、ピレリらしい感じです。

そしてハイグリップだけにスポーツタイヤのロッソⅣよりも

一回りコンパクトなラインを描く曲がりの良さがあります。

乗れてくると、最初は穏やか気味だと思っていた

寝かしこみや切り返しも、素早く行えるようになり、丸く曲がったり

クイックに曲がったりと自由にラインどりを楽しめます。

ツーリングで緩く曲がるのも、交差点を曲がったりも乗り易く、

ワインディングでは乗り手の気持ちに呼応して、のんびりにも

俊敏にも反応してくれる懐の広さをもっているかのようでした...

が、それは、安全マージンをとった公道走行でのお話。

Ⅳコルサはサーキットなどのコース走行で、積極的に路面に

タイヤを押し付けて走らないと本当の性能はちっとも味わえません。

このタイヤのターゲットは自走でコース走行に行く人です。

抜群のグリップ感で転ぶ心配なく攻められて、なおかつコースへの

往復では、気温が低くても、ウエットでもまぁそれなりに走れるという

相反する要素を備えたタイヤが公道ハイグリップという存在なのですけど

Ⅳコルサは特にサーキットで使わないと勿体ない感が強いですね。

トランポがある人はス－パーコルサを履いた方が確実に速いし、

公道走行ならスポーツタイヤのロッソⅣの方が乗り心地が良くて

ライフも長いし、公道でのコーナリングが美味しい味付けです。

ただス－パーコルサは気温やコンパウンドの選択や空気圧に気を使うし、

ロッソⅣはサーキットも楽しく走れるけど、曲がりがアンダーで遅い。

Ⅳコルサなら気軽に扱えて、コーナーでの旋回性能もあります。

なおかつツーリングもサーキットにも適応する守備範囲の広いタイヤ。

今回のインプレはⅣコルサの優しい面しか見られませんでしたが

近いうちにミニサーキットを走って真の実力を味わいたいと思います。

↓↓↓ ミニサーキットでスポーツ走行してきました ↓↓↓

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