皆様、こんにちは。松山店の佐々木です。
タイヤ選びで悩んだことはありませんか?
今回はそんなライダーのために
「日本での二大タイヤブランド
ダンロップとブリヂストン
両ブランドのラジアルタイヤの
違いについて」
「タイヤ選びのポイント」
を説明します!
そもそも、
「ラジアルタイヤ」と一言で言っても、
色々なタイプのタイヤがあります。
ハイグリップタイヤ
コーナリング:★★★★★☆
ライフ:★★☆☆☆☆
タイヤが暖かい時のグリップ:★★★★★☆
冷間時andウェットグリップ:★★☆☆☆☆
レーシングタイヤに迫るドライグリップを発揮できるタイヤ。
素早く曲がってくれるのも魅力的。
サーキット走行も好きで行くことが多いという方に良いですね。
ダンロップだとα-14、ブリヂストンだとRS10がこのポジション。
スポーツタイヤ
コーナリング:★★★★☆☆
ライフ:★★★★☆☆
タイヤが暖かい時のグリップ:★★★★☆☆
冷間時andウェットグリップ:★★★★☆☆
操作性の高いハンドリングや程好いグリップを実現したタイヤ。
スポーツライディングをメインで楽しむライダーには
スポーツタイヤが良いかもしれません。
ダンロップだとロードスポーツ、ブリヂストンだとS21がこのポジション。
ツーリングタイヤ
コーナリング:★★★☆☆☆
ライフ:★★★★★☆
タイヤが暖かい時のグリップ:★★★☆☆☆
冷間時andウェットグリップ:★★★★★☆
長距離を安全に気持ち良く走れるように設計されたタイヤ。
路面温度が高くなくてもグリップしてくれる、
ライフが長いというメリットがあります。
ダンロップだとロードスマート3、GPR-300、
ブリヂストンだとT30EVO、TS100がこのポジション。
厳密に言うと、他にも色々なタイプのタイヤがありますが、
その辺は別の機会に・・・・・
続いて、
両ブランドのラジアルタイヤの傾向について
ブリヂストンは車両に純正装着されているタイヤと
リプレイスタイヤ(市販タイヤ)はほとんど同じ仕様の
タイヤであることが多いです。
「タイヤ換えるんだったら、同じタイヤが安心だよね!」
というユーザーには嬉しい要素ですね。
一方、ダンロップは純正装着タイヤとリプレイスタイヤ(市販タイヤ)で
仕様が少し違うことが多いです。
・・・というのも、ダンロップは「ユーザーに合ったタイヤ選びをしてほしい」
という願いからリプレイスタイヤ(市販タイヤ)にもかなり力を入れています。
幅広い用途に対応できるように、様々な味付けのタイヤがあるのが特徴です。
一例として、ツーリングタイヤでの両ブランドの違いをまとめてみました。
ブリヂストン製のツーリングタイヤはT30EVOとTS100があります。
T30EVOは「スポーツツーリングタイヤ」と表記され、
TS100は「街乗りからワインディングまで」と、
ややスポーティーな味付けになっている傾向があります。
ダンロップもツーリングタイヤだけで2種類。
ロングツーリング向けのロードスマート3は、
高速時の安定性を重視したタイヤ。
ライフが長いのも嬉しいポイント。
ロングツーリングが多いライダー・マシンに良いですね。
シティツーリングにピッタリなのがGPR-300。
こちらは低速時の安定性を重視。
一定以上の速度域は想定せずに、
シティツーリング・街乗りに特化。
交差点でよく曲がります。
・・・大雑把に言うとこんな感じですね。
ではでは、
ここからはタイヤ選びのポイント
について書かせて頂きます。
価格がリーズナブルなタイヤはお財布的に魅力的ではありますが、
高いタイヤは設計が新しいモノ・・・ということです。
そういったモノに替えてあげたら、今まで抱えていた
マシンのお悩みだって解決できるかもしれませんよ?
また、特価タイヤと大差無い価格のタイヤもありますので、
是非、店頭で金額を比べてみてください。
店内スタッフは大抵電卓を携帯している・・・ハズなので(汗)、
費用の比較はすぐにできる・・・ハズです(汗)。
用途にマッチしたタイヤが一番安心して
楽しく走れるのではないかと思います。
「ちょっと節約したのは良いものの、
用途とマッチしないタイヤを装着して後悔」
なんてことにはなりたくないはず・・・。
「じゃあ、自分にはどんなタイヤが良いんだ?」
という話になってくると思います。
先程はツーリングタイヤでの違いを挙げましたが、
マシン・ライダーによって用途は様々。
「通勤・通学で市街地を走ることがほとんど」
「休みの日は専らロングツーリング」
「峠攻めたり、サーキット走りに行ったりすることが多い」
三者三様、十人十色です。
まずは、
どういった用途でバイクを使うかを
イメージしてみましょう。
「街乗りが多いかな?」
「○○km以上走るツーリングが多い」
「色々な峠にチャレンジしてるなぁ」
など・・・・・
そのうえで、用途にマッチしたタイヤを検討して頂ければ良いかと思います。
中には
「どうしてもイメージが浮かんでこない!」
「頭をフル回転させても何も思いつかない!」
という方もいらっしゃるかと思います。
そういう時は
スタッフに相談してください。
一緒にイメージを固めて、タイヤの提案をさせて頂きます。
また、
時々タイヤメーカーの
スタッフさんが来てくれます。
その時は貴重なチャンスです!
タイヤのことを知り尽くした
メーカーのスタッフがわかりやすく教えてくれます。
「タイヤの専門家」と相談できる時には
専門家と相談して決めていけたら良いですね。
「餅は餅屋」というやつです・・・・・。


・・・ここまで長々と色々書きましたが、
ここに書いたことが全てではありません。
参考までにしてください・・・。
いずれにしても
タイヤ選びで迷った時には
いつでも相談してくださいね。
それでは、今回はこの辺で失礼致します。