メッシュパンツのススメ

皆様、こんにちは。松山店の佐々木です。

今回、ご紹介したいアイテムは

メッシュパンツです。
夏の暑い時期にピッタリのパンツですね。

夏と言えば、私にはこんな思い出があります。

今から約5年前の夏―――
中国道・吹田JCT付近・・・

奈良から出発し、実家がある松山に向かってXR250で走っていました。

中国道に入り、最初の休憩ポイントである西宮名塩SAに向かっている時、
忘れもしない出来事が起こりました。
それは・・・

渋滞。

100m進むのに何分かかったかわかりません。
その時の装備はメッシュジャケット、メッシュパンツ、
メッシュグローブ、フルフェイスヘルメット。
完全に夏仕様の装備でした。

それでもとにかく暑かったのは覚えています。

道路交通法を律儀に守って走行していた私は
暑さに耐えながら走行・・・というより徐行？していました。

兵庫県に入ってからは順調に走れましたが、
暑さに身体がやられたのか、本州でかなり体力を消耗しました・・・。

それでも、約370kmの道のり（この時は瀬戸大橋ルートで走行）を250ccオフロード車で無事に走り切ることはできました。
とにかく通気性が良い装備で走っていたというのも良かったのではないかと思います。

マニュアルミッション車が特にそうですが、
跨った時にエンジンという名の「熱源」が
脚の周辺にあることが多いです。

冬場は暖房みたいになって良いかもしれませんが(笑)、
夏はそのエンジンの熱が脚に来る可能性は大きいですね。

上半身の通気性確保はメッシュジャケット、
手の通気性確保はメッシュグローブでなんとかできます。
（それでも、止まってしまったら暑いんですけどね・・・ 汗）

でも、「熱源」がすぐ近くにある脚・・・
ひいては下半身の通気性確保は・・・？

通気性を確保するということであれば、
下半身はメッシュパンツが良いと思います。

夏場に「上はメッシュジャケット、下はジーンズ」
というライダーを見ることが少なくないですし、
私自身、その組み合わせで走ることも少なくないです。

ただ、今まで色々な場面（街乗り、高速道路走行など）で
走ってみて、私が感じた限りではメッシュパンツの方が涼しいです。

ジーンズは、風を通さないことはないのですが、
人一倍暑がりの私にとっては
「ズボンの中の熱があまり逃げていかない・・・」
「熱がこもっている・・・？」
ような感覚です。

「メッシュパンツだとジーンズを履いている時より
エンジンの熱が伝わってくるのではないか？」
と思わないこともありませんが、
メッシュパンツは風通しが良いので、エンジンの熱さは
（走行中には）あまり伝わってこないように思えます。

それに、脚の付け根の血管（大腿動脈の辺り？）は人間の身体の中でも太い血管で、
体温を下げたい時はこの部分を冷やすと効果的とも言われていますね。

夏の暑い時期、私はプライベートでバイクに乗ってどこか走る時は、
下は基本的にメッシュパンツを履いて走っています。
他のスタッフがどうしてるかは知りませんが・・・(苦笑)。

バイク専用の装備はどれも安くありません。
私も少ない予算の中でちょっとずつ揃えているような感じです。
松山店スタッフの中には毎月毎月「お金が無いいい！」と言っているスタッフがおり、
心の中で「ご利用は計画的に・・・」というツッコミをしています(笑)。

でも、暑さ対策はきちんとしておいて損は無いと思います。
熱中症で倒れてしまったら、せっかくのツーリングや
お出かけのプランが崩壊してしまいますし、
走行中に熱中症で意識が朦朧として事故や転倒・・・
なんてことになったら笑える話ではなくなってしまいます。

ちょっとしたところかもしれませんが、
ちょっとしたところで快適仕様にしておくと
ラクに楽しく走れるかもしれませんよ？

それでは、今回はこの辺で失礼致します。