皆様、こんにちは。松山店の佐々木です。
エンジンオイルで有名な「MOTUL」。
実はケミカルも色々作っています!
・・・ご存知かもしれませんが(苦笑)。
暖かくなってきて、バイクで走りやすい時期になってきました。
チェーンの状態はいかがですか?油は切れていませんか?
チェーンはメンテナンスをきっちりしてあげることで寿命が延びますよ!
・・・・・というわけで、
今回は
MOTUL製チェーン用ケミカル
の紹介です!

MOTUL製チェーン用ケミカルはメジャーな物で3種類。
正確に言うともう何種類かありますけど・・・(汗)。

まずはチェーンクリーン。
松山店定番のチェーンクリーナーではトップクラスの洗浄力!
とにかく落ちます!油、落ちます!
ただ、その洗浄力と引き換えに(?)乾くスピードがあまり早くないです・・・。
チェーンクリーナーでチェーンを綺麗にして、20分~30分くらい置いてからチェーンルブを吹いてあげると良いかもしれないですね。
そして、実は「量と金額のバランスが良い」という嬉しいポイントもあります。
チェーンクリーナーでチェーンを綺麗にしたら、チェーンルブで油分を補給してあげましょう。
今回紹介するチェーンルブは2種類。

まずはチェーンルブロード。
強い粘着力で、チェーン高回転時でも飛び散りにくいのがウリです!
チェーンルブの汚れに悩まされていたのであれば嬉しいところですね!
ちょっと硬いので、タイムを出しに行くのにはちょっと・・・という部分もありますが、街乗りやツーリングであれば問題無いですよ!
(タイムを出しに行くのであればフリクションロスが少ない『ファクトリーライン』がオススメです!)
その粘着力が故に噴射力の弱いパーツクリーナーやチェーンクリーナーでは落ちにくいので、MOTULのチェーンクリーナーで落とすことをお勧めします。
色は無色。カラーチェーンに使っても見た目を損ないにくいですね。
また、吹きかけて数分で定着というのも魅力的。
「吹いてから走る前に少し時間置いて・・・」という心配は要りません(おそらく)。

もう1つはチェーンルブオフロード。
オフロードバイクやトライアルバイク向けに作られたチェーンルブです。
低粘着タイプなので、砂・泥・土の付着を防ぎます。砂・泥・土の付着はチェーンの消耗を早める原因の1つ。
チェーンの消耗を早めないことにも繋がります!
ルブ自体は蛍光イエローなので、ルブの付着状況がすぐにわかります。
「どこからルブ吹いたっけ? う~ん、たぶんこの辺やろ・・・。あれ?ちょっと待って。なんかこの辺だけメッチャ油ついてるやん・・・。これ、俺2回吹いたやろ、ルブ・・・」
な~んてことは無くなりますね!たぶん・・・
「チェーンクリーンの洗浄力はどれくらいなの?」
「ルブ吹いたらどんな感じ?」
なんて声が聞こえてくる気がします・・・。
こういう時に私がやる手法は1つ・・・・・
実際に使う!
と、いうわけで
実際に
MOTULチェーンクリーン
MOTULチェーンルブオフロード
でチェーンメンテナンスの作業をしてみました。
チェーンルブオフロードを選択したのは「自宅の駐車スペースが土の上で、けっこう砂が着きがちだから」という理由です。
まずはセンタースタンドをかけてリアタイヤを持ち上げます。
CRF1000Lはセンタースタンドがオプションですが、
「自分で簡単なメンテナンスはやる」というのであれば、着けて損は無いと思います。
私は購入契約の段階でセンタースタンド装着をお願いして着けてもらいました。

さてさて、リアタイヤを浮かせて、下にウエスを敷いて、作業開始。

さぁ、出番だ!チェーンクリーン!
(※作業中に物撮りをしていなかったので、写真は再使用です・・・ 汗)
本当に汚れがよく落ちます。
ウエスは真っ黒。
しかし、ここで誤算が・・・
2週間位前にチェーンのメンテナンスをしたばかりで、
チェーンが思いのほか汚れておらず、
写真のビフォーアフターがあまり変わっていないということに気付きました。
周りから「何してんねん!」という声が聞こえてきそうです(汗)。
ただ、作業時に思ったことは「乾くのが早くない≒チェーンクリーンがチェーンに留まっている(液が残っている)時間が長いので、汚れを綺麗に拭き取りやすい」ということ。
揮発するのが早いと何回もクリーナーを吹かないといけないので、
結果的にクリーナーの消費が早まってしまいます。
1回吹いた状態で液がきちんと残ってくれて、
汚れを拭き取れるという点でも
「コストパフォーマンス良し!」と言えるかもしれませんね。

・・・なんやかんやでチェーンは綺麗にできました。

ここからは君の出番だ!チェーンルブオフロード!
(※ここも写真は再使用です・・・ 汗)
説明文でもあったとおりの蛍光イエローです。

ウエスにちょっと吹いてみるとこんな感じ。

これだけはっきりした色だと
どこから塗布を始めたのか一目瞭然。
これはこれはわかりやすい。

完成!
「低粘着タイプなので、砂・泥・土の付着を防ぎます」という特徴に関しては、
まだそんなに時間が経っていないので、また別の機会に・・・
MOTULはエンジンオイルのイメージが強いかもしれませんが、
ケミカルも良いですよ!
何かわからないことがありましたら、
お近くのスタッフまで気軽に声をかけてくださいね!
それでは、今回はこの辺で失礼致します。