カメラ付インカムSena10cインプレッション。

高松中古パーツの森田です。新型インカム Sena10c を個人的に購入しました。
B+COMをはじめ、現在では多種多様なbluetoothインカムが発売されておりますが
Sena10cの特徴は何といっても 車載カメラ搭載モデル であることです。
※カメラがドライブレコーダーとしても使えるようになりました！

それと FMラジオが聴ける こと。主にこの２点の機能が欲しくて購入に至りました。
そして今回は、このカメラとラジオを使ってみたレポートをお届けしたいと思います。


さっそくSena10cを僕のヘルメット、SHOEIネオテックに装着したところ、カメラで
真正面を捉えるためには、インカムをヘルメット真横にセットする必要がありました。
レンズの角度は30°ほど調整できるので、ちゃんと地面と水平な動画を撮影できます。

Sena10cを装着した姿はインカムというよりも、いかにも車載カメラという雰囲気。
それでもGoProを装着するよりも随分スッキリとして、この時点で既に結構満足。

走行中に撮影するには電源オンの状態から筐体上部のカメラボタンを押すと
動画撮影モードオン。そこから、さらにカメラボタンを1秒押しで録画が開始。
もう一度1秒押しで録画停止です。ボタンを短く1押しすると写真を撮影できます。





撮影した映像は上の動画の通り、普通のキレイさで、普通にYOUTUBEで使えます。
Sena10cは外部音声に加え、会話やナビの音をクリアに録音してくれるのです。

最初はソロで使うからということで、マイクを着けずに撮影したら、当たり前ですが
外部音声が全然録音されてませんでしたｗ またカメラ機能を使わないときに着ける
レンズのキズ防止カバーを、外し忘れて撮影しちゃうと真っ暗な動画でガッカリです。

カメラの向きは上下に調整が利くので、今回はやや下気味に装着して、バイクの
メーター周りが映るようにしています。天気のいい日や、景色のよいところでは
カメラを真正面に向けて、空や山が多く映るようにすればキレイかもしれませんね。

一方のFMラジオ機能ですが、筐体後部のボタンを２秒長押しでラジオモード起動。
小型のインカムのといえども、普通のラジオ並みに電波を受け取れて聴けます。

しかしツーリングでラジオはちょっと難があるのか、移動しながら聴いてるもんだから
受信してても、そのうち周波圏外に出てしまいます。また田舎方面や山間部に行くと
そこには電波が来てなかったりで、実のところ満足に聞ける時間は少ないものです。

FMラジオの選局は、インカム側面のぐるぐる回るダイアルボタンを押しまわしで
素早くサーチできて非常に便利なのですけども、やはり街中から外れた地域では
なかなか電波が拾えなくて、無駄にダイアルをぐるぐるしてる羽目になりがちでした。

とはいえ自前で用意した音楽は飽きちゃうし、ツーリング先でローカル番組を聴くと
「他所の土地に行った感！」がものすごく味わえます。また、早朝に出発して
空いてる道路を快走しながら、ふだん縁のない朝番組を聴くなんてのも楽しいですね。

Sena10cの付属スピーカーから流れる音声は、僕的には充分キレイな音質です。
これは僕のヘルメットが、静粛性に優れるネオテックだからかもしれませんが
高速道路で100km巡航中でも、ラジオの喋り声が聞こえないことはありません。

ただしネオテックは重量のあるヘルメットで、そこにインカム本体と付属品で
約100ｇ増すと、長時間走行では首が疲れてるかも？と感じることもしばしば。

しかしそれでも車載カメラ好きとしては、今回Sena10cを購入して大満足であります。
Goproよりも撮影が手軽だし、GoRroと併用すればいろんな撮影ができるはず。
※ SENA10Cでコースをスポーツ走行しながら撮影したレポートはこちら！