メッツラーZ-8インタラクト 走行インプレッション

高松中古パーツの森田です。
先日、僕のバイクのカワサキVERSYSのタイヤ交換をしました。
今回履いたタイヤはメッツラー・Z-8インタラクトです。

Z-8はツーリングタイヤです。技術的な特徴は こちら を参照頂くとしまして
今回は、このタイヤで走ってみて、素直にどう思ったかを書いてゆきたいと思います。




Z-8で走ってみて一番に思ったのは「すごく接地感がある」でした。
車体をバンクさせると「今、ちゃんとグリップしてるよ！全然大丈夫だよ！」と
タイヤが教えてくれてるかのように、タイヤが路面をしっかり掴んでいることが把握できて、
こいつは確実に安心して走れるタイヤだと実感しました。

また、クイック感がなく、マイルドな安定指向なので、
常にバイクの動きが自分の意識の内にあって、意図せず急激な
操作をしてしまったりとか、不意にグリップが悪そうな路面が
現れたりしたときなんかも、余裕をもって対処できそうです。

テスト的に雨天走行もしてみましたが、排水性に優れているというのは
ちょっと体感できませんでしたけども、コンディションの悪い路面でも滑ったり、
不安に思うようなことは一切なく、安心感たっぷりに一日を走りきれました。



このZ-8の前は、ダンロップのハイグリップタイヤのα-12 を
履いていたのですが、ツーリングタイヤでもZ-8は接地感がしっかりしているので
履き替え直後でも「走りの性能が落ちた」などという印象は受けませんでした。

Z-8の接地感とマイルドさ、この2つの要素は、バリバリ攻める人のとっては
アンダーとも感じるフィーリングかもしれませんが、この安心感のある走行性能で
対磨耗に優れているのなら、まずほとんどの人は大満足できるものと思われます。

もちろんハイグリップの方が、確実によく曲がるし、柔らかくて
乗り心地が良くて、とても楽しいので、バイクに乗るのは月に数回か
それ以下だよって人には、圧倒的にハイグリップをオススメします。

しかし、耐久性を視野に入れながら比較すると、総合的なタイヤの
魅力としてZ-8は決してハイグリップに引けをとらないのではないでしょうか。