乗り心地抜群！ダンロップα-12インプレッション

高松中古パーツの森田です。

今日はダンロップのハイグリップタイヤ α-12 の
インプレションのレポートをお届けしてみたいと思います。

バイクはカワサキのVERSYS。僕のスペックは、
転倒したら痛い目に遭うのが怖い、修理代が発生するのが怖い
大変なビビリ体質で、主なバイクの用途は通勤とツーリングです。

プロレーサーでも、タイヤの専門家でもありませんが、そのぶん
普通にバイクに乗っている人に近い感覚でレポートできるものと思います。
※ ダンロップα-12について詳しくはこちら




α-12は柔らかくて、モチモチした質感が好印象でした。
路面の凹凸を優しく受け止めてくれるので、乗り心地が良く、快適です。

このα-12の前に履いていたツーリングタイヤのダンロップＧＰＲ-200が
硬いフランスパンだとすると、α-12は蒸しパンケーキみたいな感じで
モチモチ柔らかくて、しっとりと、心地良い食感であります。

ハンドリングはマイルドで、急にハンドルが切れ込むことがない
安心感のあるフィーリングながら、軽快さも持ち併せています。

そして何より旋回性に優れ、バイクをちょっと傾ければ向きが変わるので
転倒とは程遠い、安全かつイージーなワインディング走行を楽しめます。

耐摩耗性も抜群で、僕のように体重もバイクも軽量で、
まったり、穏やかに、おとなしく走るぶんにはタイヤの持ちも良好。
現在は7000ｋｍの走行で、スリップサインまで1ミリ残しの状態です。





ついでなんで、カートコースでスポーツ走行してみたところ
鈍感な僕でもハイグリップタイヤα-12の秀逸さが良く分かりました。

優れた旋回性能に加え、初期反応が良いというか、
操作に対して、さりげなく、マイルドに、反応が早いです。
普通のタイヤの感覚で走ると、インベタな走りになりがち（笑）

α-12は真ん中から外側に向けて四種類の
異なるコンパウンドが使い分けられているのですが、
最もグリップ力のある端っこは全然使えませんでした。

なぜなら2番目にグリップする部分で、充分に曲がってしまうからです。
端の部分まで使おうとするならば、もの凄いハイペースで走らないといけません。

これ通勤バイクなんで、絶対に転けたくないですから的な
遠慮した走りでは、全く危うげなく、その日の走行を終えてしまいました。




α-12はハイグリップタイヤですが、とても乗り心地が良いので
ツーリングメインの人にも猛烈にオススメします！

柔らかい乗り味で、不安無く、安全に曲がれるがゆえに
ツーリングタイヤでの走行時よりも、さらに快適で
上質な味わいのツーリングが楽しめるのです。

耐摩耗性も僕の場合は、ほとんど毎日バイクに乗って
7000㎞走行して、四ヶ月半の使用日数です。

これがバイクに乗るのは月に数回だよ！って人なら
けっこう長い期間を楽しめるタイヤなのではないでしょうか？

価格もツーリングタイヤと大差ないので
ぜひ一度、α-12の食感を味わって頂きたいと思います。


ちなみにフランスパンのＧＰＲ-200なんだけど
これも充分なグリップを持ちながらも、耐久性が抜群なタイヤなんです。
23000ｋｍ走ってもスリップサインまで到達しませんでした。
だから、けっしてα-12が偉くて、ＧＰＲ-200が駄目ってワケではないですよ～